糖業協会/編 -- 丸善プラネット -- 2006.2 -- 588.1

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県立 ★5F書庫1 K/58/TO23/ 1004362719 郷土資料 貸出禁止 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 現代糖業技術史 甘蔗糖編
副書名 第二次大戦終了以後
著者 糖業協会 /編  
出版者 丸善プラネット
出版年 2006.2
ページ数 397p
大きさ 22cm
一般件名 砂糖 , 製糖業-歴史 , さとうきび
NDC分類(9版) 588.1
ISBN 4-901689-48-7
定価 ¥7000

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1.総説
1.1 戦後の糖業復興
1.1.1 沖縄県の糖業復興
1.1.2 鹿児島県の糖業復興
1.2 砂糖ブームと製糖工場の建設ラッシュ
1.2.1 特恵措置で沖縄に砂糖ブーム到来
1.2.2 奄美諸島でも建設ラッシュ
1.3 糖業低迷期に移行
1.3.1 沖縄県のさとうきびの減産と製糖工場の統廃合
1.3.2 鹿児島県のさとうきびの減産と製糖工場の統廃合
1.4 戦後の栽培ならびに製糖技術の変遷
1.4.1 さとうきびの品種ならびに栽培技術の変遷
1.4.2 原料糖製造技術の変遷
2.沖縄におけるサトウキビの品種改良と栽培技術の歴史
2.1 品種改良の概要
2.2 生態育種
2.3 野生種(新遺伝資源)とその利用
2.4 交配
2.5 選抜
2.5.1 育成系統の多収性解析
2.5.2 夏期選抜方式から冬期選抜方式への転換と育種工程の改革
2.5.3 多収性品種の選抜方法
2.5.4 多収性品種(農林6号,9号)の選抜経過
2.6 育種実務における選抜関連形質の検定法
2.7 高糖性品種の育種法の改善
2.8 品質安定多収のための農業基礎条件整備
2.9 栽培基本技術の開発
2.10 植付
2.10.1 土壌
2.10.2 畝幅
2.10.3 時期および方法
2.10.4 春植,夏植用の苗作りの農家技術
2.10.5 新種苗(側枝苗)技術の開発と展開
2.11 肥培管理
2.11.1 土壌
2.11.2 新植の分げつ
2.11.3 株出の分げつ
2.12 施肥量
2.13 かんがい
2.14 雑草防除
2.15 ハリガネムシ,アオドウガネの防除
2.16 土壌改良
2.17 台風害を想定したせん葉による品質,収量への影響
2.18 糖蓄積および収量関連形質の相互関係
2.19 安定生産とサトウキビ競作会での多収穫栽培技術
2.20 沖縄におけるサトウキビ品種と栽培条件等の変遷
3. 鹿児島県におけるサトウキビ栽培技術の変遷と技術開発の歴史
3.1 鹿児島県下における栽培面積,生産量,単位収量,糖度の推移
3.2 鹿児島県下におけるサトウキビ品種の変遷
3.3 作型,ハーベスター台数、・収穫割合,労働時間の推移
3.4 肥培管理技術の発達
3.5 技術開発研究の歴史
3.5.1 戦後第1期における技術開発研究の概要
3.6 開発された技術の評価
3.6.1 戦後第1期の栽培技術
3.6.2 最近の栽培技術
3.7 今後の技術開発の方向
4.サトウキビ収穫機械開発の変遷
4.1 収穫機械化の経過
4.1.1 機械化体系の分類
4.1.2 サトウキビ用収穫機械の特徴
4.1.3 機械化体系の概要
4.1.4 機械化の経緯
4.2 刈取機
4.2.1 形式
4.2.2 種類と構造
4.2.3 開発および導入の経過
4.2.4 開発および導入機械一覧
4.3 脱葉機
4.3.1 形式
4.3.2 種類と構造
4.3.3 開発の経過
4.3.4 開発機一覧
4.4 バーンハーベスター
4.4.1 構造と機能
4.4.2(普及)機種と性能
4.4.3 開発の経緯
4.4.4 バーンハーベスター一覧
4.5 グリーンハーベスター
4.5.1 構造
4.5.2 種類
4.5.3 国産機開発と外国性ハーベスター導入の経緯
4.5.4 開発機および輸入機一覧
4.6 クレーン搬出,搬出機,積込機
4.6.1 クレーン搬出
4.6.2 搬出機
4.6.3 積込機
5.さとうきびの品質取引
5.1 ブリックス制での取引
5.2 品質取引制度への移行準備
5.2.1 国および県の動き(胎動〜検討への第一歩)
5.2.2 検討の結果と国の考え方
5.3 品質測定設備の導入
5.3.1 導入機器
5.4 導入測定機器での調査・実験
5.5 要求価格体系案の設定
5.6 品質取引による価格の決定
5.7 新たな測定システムの検討
5.7.1 細裂NIR計測システムによる品質取引と営農支援体制
6.分蜜糖製造技術の変遷
6.1 直消糖の製造
6.1.1 復興初期は耕地白糖を製造
6.1.2 沖縄初の精製糖工場
6.2 沖縄でも暖地ビートの試験操業
6.2.1 大東糖業で6製糖期間,ビートの試験操業
6.2.2 琉球製糖でも試験栽培
6.2.3 北部製糖(株)羽地工場でもビートの試験操業
6.3 原料糖製造技術の変遷
6.4 さとうきび搬入ならびに工場の受入れ設備
6.4.1 さとうきび搬入手段の変遷
6.4.2 さとうきび原料の受入れ設備
6.5 トラッシュ除去装置
6.5.1 ハーベスター収穫原料のトラッシュ除去装置
6.5.2 全茎無脱葉収穫原料の集中脱葉施設
6.6 さとうきびの前処理装置
6.6.1 ケーンフィーダー・カッター(タンブラー)
6.6.2 ケーンキャリヤーとケーンカッター
6.6.3 ケーンシュレッダー
6.6.4 金属片除去装置
6.7 圧搾装置
6.7.1 圧搾機とマイネックキャリヤー
6.7.2 圧搾機の変遷
6.7.3 注加水とカシュカシュストレーナー
6.7.4 圧搾機の動力
6.7.5 圧搾装置の運転制御
6.7.6 圧搾機の消耗品
6.7.7 圧搾装置の能力と操作の現状
6.8 ディフュウザー
6.8.1 バガスディフュウザーとケーンディフュウザー
6.8.2 北部製糖(株)羽地工場と琉球製糖(株)がSilver ring diffuserを導入
6.8.3 さとうきびの前処理
6.8.4 ディフュウザーの構造と工程
6.8.5 脱水ならびにプレスジュースの洗浄
6.8.6 ディフュウザー内洗浄
6.8.7 ディフュウジュンジュースマッドの濾過
6.8.8 製糖工程(boiling house)に及ぼす影響
6.8.9 ディフュウザーと圧搾の比較(diffusion vs.mill)
6.9 洗浄・濾過工程(原料糖は石灰法)
6.9.1 石灰の質ならびに石灰乳の調整
6.9.2 ライミング(Liming)の種類
6.9.3 ジュースヒーター(横置型と竪置型)
6.9.4 沈殿槽(バッチ式から連続真空濾過機へ)
6.10 濃縮工程
6.10.1 効用缶の原理
6.10.2 国内の効用缶設備
6.10.3 横置型四重効用缶
6.10.5 ドレーン(凝縮水)
6.10.6 効用缶の操作
6.10.7 ベーパーブリーディングと熱経済効果
6.10.8 スケールと洗缶方法
6.10.9 特殊濃縮装置
6.11 煎糖工程
6.11.1 結晶缶の構造と特徴
6.11.2 煎糖操作(奥義から自動煎糖へ)
6.11.3 煎糖方式
6.11.4 起晶(graining)
6.11.5 煎糖難対策
6.12 真空装置(冷却水,コンデンサー,真空ポンプ)
6.12.1 冷却水(インゼクション水)
6.12.2 コンデンサー
6.12.3 真空ポンプ
6.13 助晶工程(攪拌結晶)
6.13.1 助晶機(crystallizer)の構造
6.13.2 バッチ式と連続式
6.13.3 助晶機の設置場所
6.14 遠心分離機の変遷(手動から全自動へ)
6.14.1 回分式分離機(batch centrifugal)
6.14.2 連続分離機(continuous centrifugal)
6.14.3 結晶破砕対策
6.14.4 コンベヤーならびにマグマポンプ
6.15 ボイラー設備
6.15.1 ボイラー構造の変遷
6.15.2 バガス燃焼装置
6.15.3 ボイラー給水と発生蒸気
6.15.4 余剰バガスの貯蔵
6.15.5 大気の公害防止設備
6.15.6 蒸気アキュムレーター
6.15.7 ボイラーの自動制御
6.16 電力設備
6.16.1 発電設備
6.16.2 受配電設備
6.17 製品の乾燥,貯蔵および出荷
6.17.1 製品乾燥機
6.17.2 製品の貯蔵(麻袋からばら積みへ)
6.17.3 包装および出荷(30kg袋からばら積みへ)
6.17.4 バルクシュガーターミナル(Bulk sugar terminal)
6.18 化学工程管理
6.18.1 砂糖分析法国際委員会(ICUMSA)
6.18.2 化学工程管理法(分析法)の変遷
6.18.3 分析機器の推移
6.18.4 甘蔗熟成試験について(製糖化学便覧第2章)
6.18.5 甘蔗熟成試験時の可製糖率算出式
6.18.6 ドライクラッシングについて(製糖化学便覧第16章)
6.18.7 日報,期報(旬報,月報,年報),様式など
6.19 砂糖回収率の推移
6.19.1 さとうきび原料の品質
6.19.2 製糖技術の変遷
7.先端技術
7.1 N-K式(TD式)電気透析
7.1.1 甘蔗糖業への電気透析脱塩法導入の経緯
7.1.2 A-K式電気透析法とN-K式電気透析法の特徴
7.1.3 N-K式(TD式)電気透析法を用いる甘蔗廃糖蜜からの糖分再回収
7.1.4 まとめ
7.2 アニオンメンブレン方式(Anion Membrane)
7.2.1 プロセスの概要
7.2.2 装置と操作の概要
7.3 クロマト分離方式
7.3.1 クロマト分離導入の経緯(Chromatographic separation process)
7.3.2 甘蔗糖蜜クロマト分離プロセス
7.3.3 前処理
7.3.4 クロマト分離
7.3.5 非糖分フラクションの濃縮
7.4 カラムクロマト分離による廃糖蜜からの砂糖の回収(パイロットプラント)
7.4.1 実験装置
7.4.2 研究結果の要約
8.原料糖工場の自動化
8.1 圧搾工程の自動化
8.2 清浄工程の自動化
8.3 結晶缶自動煎糖の変遷
8.4 結晶缶固さ計
8.5 シラップBxの測定
8.6 混合蜜方式の計装制御の確立
8.7 起晶プログラム
8.8 製糖工場の従業員数の推移
9.黒糖の製造技術
9.1 沖縄県の黒糖製造
9.1.1 復興期の黒糖工場の概況
9.1.2 小型工場から大型工場へ
9.1.3 沖縄県の大型黒糖工場
9.2 鹿児島県の黒糖製造
9.2.1 復興期の黒糖生産の概況
9.2.2 小型黒糖工場
9.3 黒糖とは
9.3.1 黒糖の分類
9.3.2 黒糖の成分
9.4 黒糖の用途別消費
9.5 含蜜糖の供給
9.5.1 国産黒糖
9.5.2 輸入含蜜糖
9.5.3 再製含蜜糖
9.6 黒糖の製造技術
9.6.1 黒糖の製造工程
9.7 大型黒糖工場の設備
9.7.1 さとうきびの収穫,搬入及び受け入れ
9.7.2 トラッシュ除去装置
9.7.3 さとうきびの前処理および圧搾設備
9.7.4 清浄設備
9.7.5 濾過設備
9.7.6 濃縮設備
9.7.7 仕上げ設備
9.7.8 攪拌設備
9.7.9 ボイラー設備
9.7.10 発電設備
9.7.11 ユティリティ
9.8 黒糖製品の種類
9.9 包装設備
9.10 従業員数
9.11 歩留まりの推移
9.12 品質検査の変遷
9.13 品質向上対策
9.13.1 さとうきび原料面
9.13.2 製造工程の面
10.公害防止
10.1 大気汚染防止
10.2 排水処理
11.副産物
11.1 さとうきび関連副産物
11.1.1 アルコール燃料(alcogasまたはflex fuel)
11.1.2 ケーンセパイレイション(cane separation)
11.2 バガス関連副産物
11.2.1 燃料としての利用
11.2.2 バガス粗飼料の生産(経済連バガス飼料工場)
11.2.3 蒸煮バガス飼料の生産(宮古家畜飼料センター)
11.2.4 バガスボードの生産(琉球化学工業(株))
11.2.5 きのこの栽培(C.S.バイオ(株))
11.3 廃糖蜜関連副産物
11.3.1 飼料の製造(琉球協同飼料(株))
11.3.2 アルコール原料(県外出荷)
11.3.3 ラム酒の製造(グレイスラム(株))
11.3.4 生分解プラスチックの原料
11.3.5 アルコール燃料の生産(Alcogas)
11.4 フィルターケーキ
11.5 ボイラー燃料灰およびフライアッシュ
11.6 その他
12.分蜜糖工場の設備能力査定基準
12.1 分蜜糖工場主要設備能力査定基準の制度化
12.1.1 各部門の査定基準の計算式(案)
12.1.2 決定した能力計算式(鹿児島・沖縄統一した実施計算式)
12.2 沖縄県の分蜜糖工場主要機械設備一覧表
12.3 鹿児島県の分蜜糖工場主要機械設備一覧表
13.沖縄・鹿児島県の甘蔗糖工場
13.1 稼動中の沖縄県内分蜜糖工場(2005年現在)
13.2 閉鎖した沖縄県内分蜜糖工場(2005年現在)
13.3 稼働中の沖縄県内大型黒糖工場(2005年現在)
13.4 稼働中の鹿児島県内分蜜糖工場(2005年現在)
13.5 閉鎖した鹿児島県内分蜜糖工場(2005年現在)
現代糖業技術史関係年表(1945〜2005年)
おわりに
刊行・編集・執筆者