富山 一郎 -- 青弓社 -- 2010.7 --

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資料詳細

タイトル 現代沖縄の歴史経験
副書名 希望、あるいは未決性について
叢書名 日本学叢書
叢書巻次 3
著者 富山 一郎 , 森 宣雄 /編著  
出版者 青弓社
出版年 2010.7
ページ数 417p
大きさ 22cm
一般件名 沖縄問題
内容紹介 宿命的に歴史経験を背負わせ、当事者として据え置いたうえで、饒舌に、正当性を競い合いながら解説される「沖縄問題」。饒舌な語りが何を回避し、いかなる事態を怖れているのかを問い、経験に関わる言葉の連累の可能性を示す。
ISBN 4-7872-3317-2
ISBN13桁 978-4-7872-3317-2
定価 ¥3400

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
歴史経験、あるいは希望について 富山 一郎/著 川村 邦光/著 13-58
沖縄という言語道断、あるいはその語りの不可能性 米山 リサ/著 富山 一郎 沈 正明/訳 61-86
韓国における沖縄学の現在 洪 【ユン】伸/著 87-129
米軍統治下の沖縄における出入管理制度と「非琉球人」 土井 智義/著 131-158
沖縄戦後史とは何か 森 宣雄/著 159-206
「ジェンダーの視点」から生まれる関係性 成定 洋子/著 209-234
島の経験を受け継いで 門野 里栄子/著 235-258
もうひとつの「沖縄戦」 上地 美和/著 259-281
近代沖縄における移動と芸能 栗山 新也/著 283-316
暴力と歓喜 金城 正樹/著 319-357
怒りの海からの奮起 ウエスリー上運天/著 新垣 誠/訳 359-384
「安保の問題を女の問題として矮小化するな」という主張をめぐるある政治 鄭 柚鎮/著 米山 リサ/著 385-417
1 大城立裕の「カクテル・パーティー」における沈黙の修辞
2 冷戦の知の政治-「カクテル・パーティー」における「文化トーク」
3 ポスト・ナショナルな知に向けて-危険性と可能性
第2章 韓国における沖縄学の現在-(ゆぅぐぅ)と(りゅうきゅう)の間 洪〓伸/著
1 1960年代、呼び名、琉球=「ゆぅぐぅ」の登場
2 加速する軍事独裁時代-韓国民俗学のなかの「おきなわ」
3 韓国における日本学と『海東諸国紀』の「ゆぅぐぅ」
4 旅する「恨」-強制連行地としての「おきなわ」
5 「共感」と「連帯」という問題
第3章米軍統治下の沖縄における出入管理制度と「非琉球人」 土井 智義/著
1 「非琉球人」の経験
2 「非琉球人」の登場
3 疑似「国家」化される「琉球」-奄美「復帰」と新出入管理令
第4章 沖縄戦後史とは何か-県内移設反対運動の背後にある歴史意識 森 宣雄/著
1 無主権の歴史
2 主権性の回復主体としての社会運動
3 主権性・党派性からの存在の解放思想
4 <沖縄戦後史>の現在
第2部 連累する経験
第5章 「ジェンダーの視点」から生まれる関係性-沖縄の女性関連施設における労働過程に関する一考察 成定 洋子/著
1 労働、経験、主体
2 女性関連施設
3 ジェンダーの視点
第6章 島の経験を受け継いで-慶良間諸島における「集団自決」と共同体 門野 里栄子/著
1 出来事から遠ざけるもの
2 謎
3 課題
4 沈黙
5 共同体
6 ともに生きる
第7章 もうひとつの「沖縄戦」-疎開と沖縄出身者社会 上地 美和/著
1 沖縄における疎開
2 本土決戦への統合の論理(1)-地域社会と沖縄人
3 本土決戦に向けての統合の論理(2)-国民国家と沖縄人
4 「敗戦」と疎開者の生活世界
第8章 近代沖縄における移動と芸能-南洋群島からの視点 栗山 新也/著
1 役者たち
2 「蛇皮線」の音
3 芸能がついてまわる
第3部 希望について
第9章 暴力と歓喜-フランツ・ファノンの叙述と目取真俊『虹の鳥』から 金城 正樹/著
1 テロリズム、非暴力行動、敵対性
2 政治的正しさをめぐって
3 変状する思考と身体-フランツ・ファノン「アルジェリアはヴェールを脱ぐ」
4 自然で、必然であるということ-「希望」
5 暴力、認知、愛-『虹の鳥』
6 反規範の政治
第10章 怒りの海からの奮起-アメリカ軍占領下の沖縄におけるコザ蜂起 ウエスリー上運天/著
1 コザ蜂起
2 国内・国外植民地主義、性的植民地主義が結合する場としてのコザ
3 怒りの海のコザ蜂起を図面化する
訳者あとがき 新垣 誠/著
第11章 「安保の問題を女の問題として矮小化するな」という主張をめぐるある政治-感情問題をめぐる政治の葛藤、あるいは葛藤という政治 鄭 柚鎮/著
1 痛みという身体感情
2 ある距離に関する想像
3 関係性としての痛み

リンク

タイトル 注記
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