比嘉 理麻/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2015.3 --

  • 総合評価
    5段階評価の0.0
    (0)

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 デジタル書庫リンク
県立 5F郷土貸出 K/64/H55/ 1007491341 郷土資料 可能 iLisvirtual
県立 5F郷土閲覧① K/64/H55/ 1007491333 郷土資料 貸出禁止 iLisvirtual
県立 ★5F書庫1 K/64/H55/ 1007656893 郷土資料 貸出禁止 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 沖縄の人とブタ
版表示 初版
副書名 産業社会における人と動物の民族誌
叢書名 プリミエ・コレクション
叢書巻次 52
著者 比嘉 理麻 /著  
出版者 京都大学学術出版会
出版年 2015.3
ページ数 12,262p
大きさ 22cm
一般件名 ぶた(豚)-飼育 , 畜産業-沖縄県
内容紹介 沖縄では豚肉が大量消費される一方で、その肉を生み出すブタは「くさい」と嫌われ、養豚場排斥運動が起きている。ブタを飼うことと消費することをめぐる人びとの両価的な思いを、詳細なフィールドワークに基づいて描き出す。
ISBN 4-87698-075-8
ISBN13桁 978-4-87698-075-8

目次

第1章 激変する人
ブタの関係と沖縄社会
1 人間と動物の人類学
2 産業化以降の沖縄における人とブタの関係を捉える視座
3 養豚、屠殺、市場
ブタをめぐる人の営みの可視化
4 本書の構成
第2章 ブタと沖縄
1 沖縄における人とブタの関係
2 沖縄における豚肉食の重要性
第3章 ブタをめぐる両義性の生成
養豚場立ち退きとブタへの好意
1 ノット・イン・マイ・バックヤード
2 戦後の養豚復興から産業化への移行
3 人と豚の分離
4 「汚いブタの肉を食す」矛盾
第4章 揺らぐ嫌悪と好意
養豚の現場で
1 養豚場の概況
2 専業化に伴う豚舎の改変
3 汚いのはブタか人か
4 ブタのモノ化
5 ブタの擬人化
第5章 脱動物化されるブタ
1 屠殺を捉えるまなざし
2 屠殺場の概況
3 脱動物化
4 格付け検査による商品価値の付与
5 動物性とは何か?
第6章 消費する現場の嗜好性
伝統と技と眼差しと
1 小売市場の概況
2 流通形態の変化と民俗分類
3 ブタ大腸に集中する消費
第7章 考察と結論
1 産業化以降の沖縄における人とブタの関係
2 課題と展望