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近世琉球の王府芸能と唐・大和 貸出可

板谷 徹／著 -- 岩田書院 -- 2015.12 --

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所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態	デジタル書庫リンク
県立	５Ｆ郷土貸出	K/76/I88/	1007844754	郷土資料	可能
県立	５Ｆ郷土閲覧①	K/76/I88/	1007844747	郷土資料	貸出禁止
県立	★５Ｆ書庫１	K/76/I88/	1007887225	郷土資料	貸出禁止

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目次

序にかえて

御冠船踊りまたは王府芸能への視角

一 御冠船踊りまたは王府芸能という概念

二 王府芸能と士族

三 唐の御取持

四 大和の御取持

Ⅰ御冠船踊りの相貌

1 御冠船踊りの相貌-芸をめぐる人と場-

一 御冠船踊りを担う人

二 御冠船踊りの行われる場-御膳進上-

2 親雲上(ぺーちん)の鬚-御冠船踊りにおける芸の前提-

一 芸能をする親雲上たち

二 女踊りを踊る年齢

Ⅱ 唐・大和の御取合と若衆の役割

3 唐・大和の御取合と若衆-琉球における躍童子と楽童子-

一 夷童と躍童子へ

二 躍童子と若衆踊り

三 楽童子と奏楽の儀

四 徳川家光と楽童子

五 琉球における若衆

4 楽童子の成立-紋船使から江戸立へ-

第一 島津氏と琉球の御座楽ー紋船使末期から寛永年間へ

一 紋船使の先例

二 寛永三年の禁裏奏楽

三 寛永七年の薩摩藩邸御成

四 寛永二一年の江戸立へ

第二 江戸立ちにおける楽童子の成立

一 寛永から宝永へ-江戸立資料-

二 楽童子という呼称

三 御目見上国における楽童子

四 小姓としての楽童子

五 若里之子に叙される楽童子

Ⅲ 冊封使の観た御冠船踊り

5 御冠船踊りを観る冊封使-唐の御取持-

一 七宴または諸宴の成立

二 御礼式の次第

三 舞台と故事集

四 冊封使の観た組踊り

五 もうひとつの御冠船踊り

6 故事としての御冠船踊り-尚敬冊封の画期-

一 伝存する故事集の解題

二 組踊りと故事

三 拝賀故事としての「長者の大主」

四 若衆による端踊りの集団性

五 天孫氏に率いられる「入子躍」

六 冠船に謡われるおもろ

Ⅳ 王子使者の御膳進上の薩摩藩主

7 近世琉球における王子使者と御膳進上

一 王子使者の立場

二 御膳進上の生成と島津家

三 王子使者の「使者流」

四 御膳進上の縮小と解体

8 近世琉球の対薩摩関係における芸能の役割

一 上国使者と御膳進上

二 御膳進上に伴う芸能

三 王子方と在番方の芸能

四 島津家の芸能所望

Ⅴ 琉球に伝承された中国演劇

9 唐躍について

一 唐躍の伝来と伝承

二 唐躍の上演機会

三 唐躍の準備

四 唐躍の演目

10 唐躍台本『琉球劇文和解』の成立と島津重豪

一 『琉球劇文和解』の書誌と諸本

二 「戯文和解」の資料

三 唐躍の台本と戯本

四 島津重豪と琉球使節の芸能-藩主から隠居へ-

五 『琉球劇文和解』の成立機会

六 寛政八年の島津重豪と唐躍台本

七 『琉球劇文和解』の和訳台本

あとがき

初出一覧

【資料】

1 楽童子一覧

2 仲秋宴御礼式之御次第

3 王子使者一覧

4 薩琉関係(薩摩上国・江戸立)芸能年表

a 薩摩上国・江戸立ちにおける芸能を伴う御膳進上

　b 19世紀における御冠船踊りの演目(1) 端踊りその他

c 19世紀における御冠船踊りの演目(2) 組踊り

d 唐躍上演記事一覧

e 唐躍の演目

【巻末写真】

1 仲秋宴の舞台

2 楽童子

3 江戸立の芸能

4 『琉球劇文和解』

5 向井滄浪筆写の唐躍台本

6 絵画資料にみる唐躍

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