森 亜紀子/著 -- 森亜紀子 -- 2017.12 --

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 デジタル書庫リンク
県立 5F郷土貸出 K/334/MO45/ 1008904508 郷土資料 可能 iLisvirtual
県立 5F移民資料 K/334/MO45/ 1008904490 郷土資料 貸出禁止 iLisvirtual
県立 ★5F書庫1 K/334/MO45/ 1008904482 郷土資料 貸出禁止 iLisvirtual

資料詳細

タイトル はじまりの光景
副書名 日本統治下南洋群島に暮らした沖縄移民の語りから
著者 森 亜紀子 /著  
出版者 森亜紀子
出版年 2017.12
ページ数 303p
大きさ 26cm
一般件名 移民・植民(沖縄県)-南洋 , 移民・植民-歴史 , 沖縄県-歴史 , 日本人(ミクロネシア在留)-歴史 , 太平洋戦争(1941〜1945)
一般注記 移民⑮
版注記 「日本統治下南洋群島に暮らした沖縄移民」(私家版 2013年刊)の改題増補版

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
砂糖の島 サイパン・テニアン・ロタ島の小作人と人夫たち
証言1 出るのは朝早かったし,上がるのは晩,アッサミヨー! 中山兼孫さん
証言2 今でも憶えている,九十になるのに 外間三郎さん
証言3 わたしらはもう,出たら二日分は稼ぎよった 高江州松次郎さん
証言4 戦争来るから,命拾いで行ったわけ 與古田栄純さん
証言5 沖縄に帰れる場合には,天に着いたというぐらい面白かったですな 當銘真孝さん
証言6 「だー,あんせー手ぃーマーミぐゎーんちんだ」って見ておったよ 我謝 秀太郎さん
証言7 あっちでは延期願いってね,できよったよ 屋宜 光徳さん
証言8 行ったことはない,思い出すんだよね 前田 元松さん
証言9 自分の父というのはどういう人であったかなーと見たかったわけ 伊波 豊一さん
証言10 いざ南洋渡るとね,一円五十銭もらった,私が言いたかったのはそれですよ 金城 盛徳さん
証言11 おー、満州に行って雪を見てみようかー,んじ 大庭 英蔵さん
証言12 「もう,この子どもたちを育てきれば,いつ死んでもいい」って言いよった 名嘉 真布朝さん
証言13 今でもよ,あれを考えたら,なんだか気持ちが大変だよ 島袋 裕準さん
呼び寄せられて,連れられて
証言14 私のお父さんもやがて二戸建てに入りよったから,みんな「残念だねぇ」ってね 與古田 ヨシさん
証言15 途中で「落ちて,落ちて」してみんな手合わせていた 福原 ハルさん
証言16 もう旅にいる人は,誰でも優しいですよ 照屋 ナヘさん
証言17 生きられるまでは生きておこうね,って 安慶名 春さん
証言18 珍しかったよほんと,ウヤファーフジだったはず 栄野比 ミツさん
証言19 踊り習ってきて,そう言う人の前で踊ってみせようって 伊波 文さん
サトウキビを運んで
証言20 運転台に足のばしてそのまま寝ているんだよ 仲間 良松さん
証言21 南洋に行った時からね,憧れておったんだ,汽車に 美里 景一さん
証言22 向こうでは沖縄全島の人が兄弟みたいになっていた 高江州 康一さん
証言23 向こうは僕の故郷だからねぇ 金城 銀栄さん
町で働いた女性たち
証言24 芝居小屋のカーテンつくりなさいって,仕事がたくさんきたわけ 阿嘉 トシさん
証言25 沖縄帰ったら那覇でお菓子屋しようねぇって,いつもこう話していた 喜名 トクさん
証言26 あそこにいなかったら一緒にはいなかったはずだけど 又吉 良子さん
証言27 リズム遊びとかお絵かきとか,それから紙芝居とかを一緒にみたりして 瑞慶覧 春子さん
証言28 偉いひとの所で使われていたから,「ユキちゃん,ユキちゃん」ってみんな 佐次田 ユキさん
本土紡績工場から南洋へ
証言29 うんにーぬくとぅかんげーねー,なちかさんやー 久高 朝子さん
証言30 もうどんな苦労もしてきたなー 比嘉 すみ子さん
証言31 帰って来たら結婚させられるなーと思ったけど,言うことできなかったなぁ,あん時 宮平 和枝さん
証言32 こっちにニキビがあったがね,うんと心は優しい 宮里 ナヲさん
証言33 小浜節うたやーに,沖縄思い出して泣きよったよ,月見て 具志堅 ヨシさん
証言34 あの時は女も男も,学校卒業したらみんな旅に行きよったから 蔵根 光子さん
島から島へ
証言35 やっぱりやなじんぶーのあてーるばー,わんねー 久高 将徳さん
証言36 ♪クサイよいとこ誰か言うた,周り椰子の木なかサツマ♪ 佐次田 秀正さん
証言37 あの時の鰹節はね,出汁がいっぱいあったよ 辺安山 喜代子さん
証言38 もう渡り鳥とおんなじだからね 佐次田 秀雄さん
証言39 屋慶名の場合は南洋があったお陰で発展しているんだよ 永玉 栄清さん
パラオ諸島と珊瑚の海で
証言40 ハイビスカス,熱帯地だからあれがあるから生きた 平川 鴻栄さん
証言41 翌年にはもう,ぜひこれは国に尽くせにゃいかんと,教育がそうだったからね 上江州 剛さん
証言42 南洋一大きな会社に入りたいなーというね,そういう願望があったわけだ 金城 善昌さん
証言43 死線を越えて五線になれ,九死を越えて十銭になれ 並里 松吉さん
証言44 休みはしない,時化の時に休むだけ 前泊 功さん
ポナペ島,クサイ島の森
証言45 野菜はもう軍に出すわけ,だからいくら作っても売るのは心配ないわけ 瑞慶山 良宜さん
証言46 終戦になってから,民間はもう鼻が高くなっていた 友寄 景次さん
証言47 ポナペというのは宝の島でしたよ 仲間 定雄さん
証言48 当たったら死んだ方がいいってね,諦めてさ,隠れもしなかった 平川 賢英さん
証言49 「あんたは徳があって,この娘に助けられたんだよー,んちよ」 我謝 ハル子さん
証言50 おじぃおばぁが若い時に住んでいた島だよーって連れて行くさ 平良 栄さん
おわりに
前著『複数の旋律を聞く-沖縄・南洋群島に生きたひとびとの声と生』目次