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首里城正殿の鐘と墨絵『光と影の世界』
貸出可
小島 瓔禮/著 -- 沖縄総合図書 -- 1991(平成3).12 --
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県立
5F郷土閲覧①
K/200.2/Ko39/
1001506425
郷土資料
貸出禁止
県立
★5F書庫1
K/200.2/Ko39/
1001635356
郷土資料
貸出禁止
自動書庫
★自動書庫
K/200.2/Ko39/
1001986601
郷土資料
可能
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資料詳細
タイトル
首里城正殿の鐘と墨絵『光と影の世界』
副書名
南海梵鐘の世紀
著者
小島 瓔禮
/著,
金城 美智子
/著
出版者
沖縄総合図書
出版年
1991(平成3).12
ページ数
114p
大きさ
26cm
累積注記
毛筆:豊平峰雲
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内容一覧
タイトル
著者名
ページ
はじめに
2
第一章 巨鐘が語る琉球王朝の栄華
首里城正殿の鐘の由来
10
大量の梵鐘を寄進した尚泰久王
王殿の鐘は特殊な意義をもつ
政治と仏教による国の繁栄をうたう王殿鐘銘
船を世界への架け橋とする琉球
人間とは何かを問いかける梵鐘
鐘銘の原文と書き下し文
16
鐘銘の現代語通釈
18
第二章 鐘銘注釈と墨絵「光と影の世界」
琉球国者南海勝地〔琉球国は南の海にあるりっぱな土地で〕
22
而鐘三韓之秀〔朝鮮のすぐれたところを取り集め〕
24
以大明為輔車〔明とは上あごと下あごのようにたがいに助け合い〕
26
以日域為唇歯〔日本とは唇と歯のように依りそいあって助け〕
28
在此二中間湧出之蓬莱嶋也〔この二つの国のあいだにあり、大地から出現したあこがれの島である〕
30
以舟楫為万国之津梁〔船をあらゆる国々への橋渡しとし〕
32
異産至宝充満十方刹〔異国の産物や貴重な品々は国中に満ちあふれ〕
34
地霊人物遠扇和夏之仁風〔土地がらも人々の心も遠く日本や中国のすぐれた徳の教化をまねく〕
36
故吾王大世主庚寅慶生尚泰久〔そこでわが国大王世の主が庚寅の年にめでたくお生まれになった 尚泰久である〕
38
茲承宝位於高天育蒼生於厚地〔ここに国王の位を尊い神にいただき民衆を豊かな大地ではぐくむ〕
40
為興隆三宝報酬四恩〔仏の道を盛んにし、人々の恩に報いるために〕
42
新鋳巨鐘以就本州中山国王殿前掛着之〔新しく大きな鐘を鋳造しわが国中山国王殿前に寄せこれを掛ける〕
44
定憲章于三代之後〔法典を夏、殷、周の三王朝の聖王の時代にならって定め〕
46
戢文武于百王之前〔鼓で始まり鐘で結ぶ礼楽を歴代の王のもとから集め〕
48
下済三界群生〔下はこの世に住む人々の罪や苦しみを済い〕
50
上祝万歳宝位〔上は末長く栄える王位のさいわいを願う〕
52
辱命相国住持溪隠安潜叟求銘〔おそれおおくも相国寺の住職渓隠安潜老人に命じて銘を求めた〕
54
銘曰須弥南畔 世界洪宏〔銘に言う須弥山の南のほとりに、天地は広々と続く〕
56
吾王出現 済苦衆生〔わが国王は王位につき、かなしみに生きる人々の心をすくいい〕
58
截流玉象 吼月華鯨〔悟りを開く仏の道も、鳴り響く鐘の音も〕
60
泛溢四海 震梵音声〔国のうちに満ちあふれ 仏の声をとどろかせ〕
62
覚長夜夢 輸感天誠〔長い迷いの夢をときはなし 天をもふるわす真心をもたらす〕
64
堯風永扇 舜日益明〔堯帝の徳の教えは末長くゆきわたり 舜帝の太平の世はますますここに栄える〕
66
戊寅六月十九日辛亥〔天順二年六月十九日〕
68
大工藤原国善
68
住相国溪隠叟誌之〔相国寺に住む渓隠老人がこれを誌した〕
68
墨絵「光と影の世界」と「金城美智子の世界」
70
第三章 大量の梵鐘を生んだ尚泰久王時代を探る
(一) 琉球の仏教興隆期と五山僧の芥隠承琥
74
芥隠承琥に帰依した尚泰久王
大量に造られた梵鐘と寺院
鋳鐘事業と芥隠承琥の渡琉の目的
(二) 梵鐘政策のねらいと五山文学者の渓隠安潜
78
画一化された大量の梵鐘の意味
京都の相国寺と琉球の相国寺とのかかわり
鐘銘は中国より日本を近くに見ている
(三) 尚泰久王即位前の政争と内間金丸
82
仏教擁護策と内間金丸
金丸一派の政策と謀略
金丸と芥隠、二実力者の登場
(四) 琉球と室町幕府との外交交渉
86
芥隠承琥が琉球に渡った時代背景
室町幕府へ十八年で六人入貢
琉球外交の指導的地位を占めた五山僧
(四) 隠された尚円王即位の背景
90
五山禅林と琉球の政治動向
金丸を王に推挙した老翁は芥隠か
五山僧がえがく国王の理想像
(六) 円覚寺開山で禅林の権威を確立
94
天王寺、崇元寺、竜福寺の開山
円覚寺は琉球最大の禅宗式七堂伽藍
芥隠承琥という時代の大立者
芥隠承琥と渓隠安潜との関係
資料編
首里城正殿の鐘・拓本と模写
102
現存する琉球十五世紀後期梵鐘大きさの比較図
106
琉球十五世紀後期鐘銘および雲板銘一覧
108
琉球国の東南アジア宛遣船表
110
琉球が交易したアジア地域の地図
111
おわりに
112
豊平峰雲「首里城正殿鐘銘」屏風書作品
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