資料収集方針
市町村立図書館を支える県立図書館としての役割を踏まえた沖縄県立図書館の資料収集方針です。
沖縄県立図書館は「沖縄県立図書館資料収集方針」により、県内公共図書館の中心的な機能を果たす役割を十分に認識し、資料の収集に主体性を持って取り組むべく、主に以下のような方針に沿って資料収集を行っています。
郷土資料
- 地域で出版流通する資料は個人出版物を含め網羅的に収集する。
- 個人資料など非出版資料の収集も積極的に行う。
- 郷土に関する研究者や個人蔵書家のコレクションを収集、戦災による欠落資料を補填する。
一般資料
- 社会教育的見地から教育的効果の高いと思われるものを優先的に収集する。
- 参考図書や専門図書など調査研究のための図書資料に重点を置く。
- 国民の必須知識である判例集、特許、官報や白書類は収集する。
原則として収集しない資料
- 科学的根拠がなく個人や団体に物理的または精神的な不利益を与える資料。
- 特定の宗教・宗派の宣伝布教を主目的とした資料。
- 各種教科書と試験問題集。
- 性を興味本位に扱った資料。